大人の小径
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大町・白馬・小谷
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【アクセス】

  北アルプスを遊ぶ夏も楽しい白馬連峰

白馬といえば冬季五輪も開催されたウィンタースポーツのメッカだが、グリーンシーズンもまたスケールの大きな自然を満喫できる。山岳トレッキングやラフティングなど、冬に負けない魅力あるスポーツメニューが揃っている。ゴンドラでアクセスする八方尾根自然研究路や栂池自然園など、四季折々の植物にふれあえるスポットもおすすめだ。
大町アルペンライン沿い、鹿島川沿いには、白樺やブナ林に囲まれた静かな大町温泉郷がある。大町市は千国街道の歴史を今に伝える塩の道博物館をはじめ、豊富な文化遺産といで湯が点在する山岳文化都市だ。
  アルプス平自然遊歩道
アルプス平自然遊歩道
白馬五竜のテレキャビンでアクセスするアルプス平。地蔵ケルンまではリフトを使えば約15分


白馬は絶好のトレッキングルート

白馬のトレッキングコースは、ゴンドラやリフトを利用して、一気に白馬連峰の中腹まで上がれるのが魅力。そのひとつ八方池山荘から八方尾根自然研究路をたどって八方池を目指す、人気の定番コース(約1時間30分)では、道すがら多くの高山植物を見ることができる。
八方池は標高2120mの雲上の池。水面に白馬三山を映し神秘的な美しさだ。
広大な白馬大雪渓は日本三大雪渓のひとつ。入口までは誰でも気軽に歩けるコース。圧倒的なスケール感をぜひ体感したい。
初心者の方、または高山植物・野鳥などについてより詳しく知りたい方は「白馬マイスター」に頼るのもいい。プログラム・ツアープランは幅広く、白馬の魅力を深く知ることができる。

白馬マイスター白馬マイスター
白馬村内には、さまざまな分野で卓越した技術や知識を身につけた〔達人〕が、白馬をより、深く楽しんでいただくため、ツアーや講座をご用意。
http://www.hakubameister.jp/
  白馬大雪渓遊歩道 白馬大雪渓遊歩道
1年中消えることのない白馬大雪渓は、標高1570mのところから全長3.5km、標高差600mと日本一のスケールを誇る

 
八方池
八方池
長年の残雪がつくり上げた雲上の池。第一ケルンから八方尾根自然研究路を経て、八方池へ。池の水面に白馬の山々が映し出される。周辺には、チングルマ・マツムシソウなどたくさんの花々を見ることができる
 
温泉に立ち寄るなら
白馬八方温泉   白馬八方温泉
北アルプスを望む風情ある温泉で共同浴場が4ヵ所。さらりとしていて無色透明の肌に優しい温泉だ。■ 単純温泉、52.4度/効能:神経痛、筋肉痛、関節痛など
TEL:0261・72・2715(八方尾根開発(株))
白馬マップ
白馬村観光局 TEL:0261・72・7100
八方尾根開発(株)TEL:0261・72・2715
 
スケールの大きい自然と歴史を残す小谷

名峰白馬連峰の北端、白馬乗鞍岳の標高約1900mに広がる栂池自然園は総面積100ha。初夏には水芭蕉やニッコウキスゲなどの高山植物が次々に花をつける。園の入り口から150mほどはバリアフリー化されるなど、遊歩道が整備され、最短コースなら1周30分ほど。
そして小谷は新潟県境に位置し、日本海文化と山村文化が行き交った地。越後の糸魚川から信州松本間の約120kmの千国街道は、古くは日本海から内陸信州へ塩を運んだことから「塩の道」と呼ばれた。峻険な北アルプスの山麓を縫う「塩の道」は、石仏や宿場跡などが点在し、今もいにしえの旅人がたどった道のりを歩くことができる。毎年5月初旬には昔の旅人の姿を纏って歩く「塩の道祭り」が開催される。
  栂池自然園
栂池自然園
標高1900mの高層湿原の園内には5.5kmの遊歩道が整備されている。自然園へは栂池パノラマウェイのゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いでいく
TEL:0261・82・2233
(小谷村観光連盟)
 
前山百体観音 前山百体観音
江戸時代後期、雪の中を歩く旅人が迷わないようにと街道沿いの人々が高さ50cmほどの小さな観音を建立した。一体ごとに施主が違うというこの観音は、穏やかな表情で行く人を和ませてくれる
 
千国の庄史料館
千国の庄史料館
昔の造り酒屋を移築した建物には「塩の道」の歴史や小谷村の民俗資料などが展示されている。松本藩の番所や塩倉、また当時の生活が偲ばれる囲炉裏などが復元されている
TEL:0261・82・2536
 
栂池ビジターセンター
栂池ビジターセンター
栂池自然園の入り口にあり、栂池周辺の高山植物や動物、地形、地質などの資料や模型を展示している
TEL:0261・83・3113
 
塩の道祭り
海のない信州にとって塩を運んだ「塩の道」は生命の道だったといわれる。当時を偲び、春の陽射しのもと、かつての塩の道を歩くイベントが行われ、毎年多くの人が参加している
TEL:0261・82・2233
(小谷村観光連盟)
塩の道祭り
 
温泉に立ち寄るなら
深山の湯
深山の湯
道の駅小谷に併設された日帰り入浴施設。茶色がかった源泉は来馬(くるま)温泉からの引湯で、その効能も豊か。
■炭酸水素塩泉56.2度
効能:神経痛・慢性消化器病など
TEL:0261・71・6000(道の駅小谷)
TEL:0261・82・2233(小谷村観光連盟)
 

牛方宿牛方宿の内部には釜、臼などの生活用具が展示されている

牛方宿牛方宿
千国街道往来の際、1階に牛を休ませ、牛方は2階から牛の番をしながら疲れを癒した場所。往時の雰囲気はそのままに内部も見学できるようになっている

 
白馬マップ
小谷村マップ
大町市観光協会 http://www.kanko-omachi.gr.jp/ TEL:0261・22・0190
白馬村公式HP http://www.vill.hakuba.nagano.jp/
白馬村観光局 TEL:0261・72・7100
栂池高原観光協会 TEL:0261・83・2515
小谷村観光連盟 http://www.vill.otari.nagano.jp/
 
豊富な文化財といで湯めぐり

北アルプスの登山口だけに「岳都」と称される大町だが、鎌倉時代に豪族・仁科氏の居城が置かれたとあって史跡や文化遺産は数多い。日本最古の神明造・仁科神明宮や重要文化財の若一王子神社はぜひ参拝を。「名峰あるところに名湯あり」といわれるようにいで湯も豊富。近代的な大町温泉郷や歴史の名湯・葛温泉など4つの温泉がひしめく。「塩の道」の歴史を伝える塩の道博物館、大町の特産品を集めた物産館、ポケットパークなど、魅力あふれる散策スポットも。日本最大のスケールを誇る黒部ダムにもぜひ足を運びたい。
  塩の道・千国街道塩の道・千国街道
塩の道、千国街道の面影が残る仁科三湖周辺。青木湖西岸には西国三十三番観音が杉林の中に佇み、昔ながらの風情を残す。毎年5月には塩の道祭が開催され、馬を引き、ミノを被った旅人など昔の旅姿が再現される
 
ポケットパーク
ポケットパーク
塩の道博物館脇にあるポケットパーク。柳の枝が風にそよぎ、疎水が流れる
 
若一王子神社若一王子神社 全国でも例のない子どもによる「流鏑馬」が行われている(7月28・29日)。室町時代に造営された檜皮葺きの本殿は国の重要文化財。拝観自由
 
天正寺
天正寺 仁科氏居館跡に建つ。城門形式の山門は江戸時代中期の建立。県宝である三重小塔を所有する
  禅誓寺
禅誓寺 県宝の聖観音菩薩立像を本尊とする室町時代の観音堂や本堂、鐘楼などが残り往時の繁栄を偲ばせる
 
仁科神明宮
伊勢神宮の様式を伝える国宝の社殿は現存する最古の神明造り。最高樹齢が800年になる杉の大樹などが鎮座する杜は荘厳な雰囲気だ
仁科神明宮
 
黒部ダム黒部ダム 7年の歳月と延べ1000万人の人手をかけ、昭和38年に完成した黒部ダム。高さ186m、堤頂長492m、貯水量2億m3と日本最大。周辺地域はほとんど国有林で国立公園(中部山岳国立公園)に指定されている。
 
いーずら大町特産館
いーずら大町特産館

地酒、地ワイン、手作りジャムなど大町特産の品々を集めた物産館。滋味豊かな味覚がずらりと揃う。「いーずら」とは大町弁で「良いでしょう」という意味
TEL:0261・23・7511
  塩の道博物館
塩の道博物館

江戸時代に建てられた塩の卸問屋をそのまま博物館として使用している。糸魚川から松本まで塩を運んだ千国街道の歴史文化と人々の暮らしを紹介している
TEL:0261・22・4018
 
大町マップ
 
温泉に立ち寄るなら
鹿島川と大町温泉郷
鹿島川と大町温泉郷
 
薬師の湯
薬師の湯
 
大町温泉郷 立山黒部アルペンルートの玄関口にあたり白樺やナラ、ブナの林に囲まれた静かな温泉郷。湯量豊富な葛温泉から引湯され、効能の高さは申し分ない。
■単純温泉62〜63度
効能:神経痛・リウマチ・腰病
TEL:0261・22・3038(大町温泉郷観光協会)

アクセス
東京▼練馬ICから豊科ICまで約3時間
名古屋▼名古屋ICから豊科ICまで約3時間

大町温泉郷 JR信濃大町駅からバス13分
  長野道豊科ICから約40分
大町 JR信濃大町駅下車
  長野道豊科ICから約30分
小谷温泉 JR中土駅からバス30分
  長野道豊科ICから約120分
白馬 JR白馬駅下車
  長野道豊科ICから約80分

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