大人の小径
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長野・松代・戸倉上山田温泉
ながの
まつしろ
とぐらかみやまだおんせん

【アクセス】

  「一度は参れ善光寺」千四百年の仏都、長野・松代。せせらぎと名月の里を訪ねる

「遠くとも一度は参れ善光寺」と言われ善男善女の信仰を篤く集める善光寺。長野市はその門前町として古くから栄えてきた。長野市の南端、武家屋敷の町並みが残る松代町では、武田信玄が築いた松代城(海津城)の城門や石垣などが復元され、真田十万石の歴史を誇る城下町が一層活気づいている。
長野の奥座敷、戸倉上山田温泉では美しい千曲川のほとりに広がる親水公園をのんびり散策してみたい。

小さな発見も楽しい善光寺表参道

JR長野駅から善光寺までは表参道で一本道。その距離は1.9km(18丁)で明治21年、善光寺への玄関口として長野駅を開業する際、弥陀の十八願(阿弥陀如来が一切の衆生を救うためにたてた四十八願の枢要である第十八願)にちなんで本堂から十八丁の場所に建築が決まったという。表参道の大門あたりから北は大正時代から残るレトロな建物や門前町風情の町並みが続く。高村光雲・米原雲海合作の阿吽の像が睨みをきかす仁王門から先は賑やかな仲見世が広がる。三門(平成19年まで改修中)をくぐれば善光寺本堂が堂々と迎えてくれる。

善光寺
善光寺

善光寺は、日本最古の仏像である一光三尊阿弥陀如来を本尊と祀る。宗派を問わず、全国から参詣者でにぎわう

 
善光寺・宿坊
善光寺・宿坊
善光寺の仲見世から中央通りへ続く参道には、昔ながらの土産物屋や宿坊が軒を連ね、門前町の雰囲気を今も感じさせてくれる
 
宿坊精進料理
宿坊精進料理
参道に軒を連ねる宿坊では、豆や野菜類のみで仕上げられた彩り豊かな精進料理が有名。宿泊しなくても食事だけ味わうこともできる
TEL:026・234・3591
(善光寺宿坊組合)
 
善光寺マップ
 
釈迦堂
釈迦堂
仲見世通りから一本東側、東院通りの釈迦堂には、越後の浜から引きあげられたという霊仏の釈迦涅槃像(重要文化財)が安置されている
 
門前の町並み
大門から北は大正時代からの町並みが保存修景され趣深い。さらに先の仲見世は土産店が立ち並び賑やかな雰囲気
門前の町並み
門前の町並み
仲見世から善光寺を望む
 
ぐるりん号
1周約40分で長野駅から善光寺周辺をぐるりと廻る循環バス。どこで降りても100円(小人は50円)という低運賃が魅力。長野駅から善光寺を片道10分で往復するレトロ調のびんずる号もある。いずれも中央通りとその近辺に停留所がある。
ぐるりん号
観光ながの http://www.city.nagano.nagano.jp/sightsee/index.html
長野市観光情報センター TEL:026・226・5626 長野市観光課 TEL:026・224・5042
善光寺宿坊組合 TEL:026・234・3591
 
城下町を学ぶ文化を遊ぶ贅沢

真田家十代にわたり城下町だった松代は今も松代藩時代の面影をその町並みに留め、武家の格式を伝える屋敷や由緒ある寺社が連なる。文武両道の教えを説き安政2年(1855年)開校の文武学校は、松代小学校の校舎として使われていたこともある。
そんな松代250年の歴史を訪ねる町歩きは、松代城の完成をもってさらに楽しくなった。石垣や堀、土塁が復元された松代城を起点として中級藩士の屋敷だった旧横田家住宅や真田家私邸の真田邸、維新の先覚者佐久間象山を奉った象山神社など歩いて廻れる。町内には旧家の家屋を利用したボランティア運営のお休み処などがあり、町歩きのポイントも案内してくれる。
 
旧横田家住宅
旧横田家住宅
茅葺きが美しい旧横田家住宅は、江戸後期に建てられたもの。邸内は庭園のほか、菜園や池などからなる
 
文武学校
文武学校
水戸の講道館にならい八代幸貫、九代幸教によって建設が進められ、藩士の教育を目的として建てたもの
 
象山地下壕
太平洋戦争末期、松代の地下に、軍部の本土決戦最後の拠点として地下壕が掘られた。政府機関などの移転先として掘削が進められた地下壕は、総延長が5853mあり、そのうち500mを公開している
象山地下壕
 
エコール・ド・まつしろ
数々ある文化財校舎において、趣味や生涯学習を嗜む人々が集い学ぶ文化祭が開催中。いつものお仲間とともに、大人の修学旅行をしてみては。
http://www.matsushiro-club.jp/
エコール・ド・まつしろ
 
松代城跡
松代城跡
川中島合戦の際の武田信玄の本陣跡。元和8(1622)年には真田家が城主となり以降十代、城を守り続け、現在は国の史跡に指定されている
 
真田邸
真田邸
江戸時代末期、真田家九代藩主真田幸教が母・貞松院の隠居所として建てたもの
*平成22年3月末(予定)まで修復工事のため、見学箇所が限定される
     
温泉に立ち寄るなら
蕨温泉
裾花峡温泉
長野県庁の近くに2002年オープン。茶色い湯は掛け流しで毎分774リットルと湯量豊富。
■塩化物泉・硫酸塩冷鉱泉46.6度/効能:神経痛・リウマチ・痔疾・慢性皮膚病など。飲用は慢性消化器病に効能あり
TEL:026・237・4126(元湯・うるおい館)
 
松代温泉   松代温泉 湯量が豊富で、含まれる成分は通常の20倍以上の項目があるという。 ■塩化物泉46度/効能:切り傷・火傷・婦人病など
TEL:026・278・2596(国民宿舎松代荘)
     
大室温泉   大室温泉 北信五岳が望める抜群の展望と2種類の露天風呂が自慢の湯。 ■塩化物泉41.5度/効能:皮膚病・神経痛など
TEL:026・278・5687(まきばの湯)
 
松代マップ
ながの観光コンベンションビューロー TEL:026・223・6050
長野市観光情報センター TEL:026・226・5626
戸倉上山田温泉観光協会 TEL:026・275・1326
 
古代ロマンに名月、湯、宿場の風情も

春ともなればピンクの花が一面広がる日本一のあんずの里、古代より多くの詩歌に詠まれた名月おばすて、千曲川の両岸に旅館、ホテルが建ち並ぶ信州随一の温泉街・戸倉上山田温泉…。見て、食べて、泊まって楽しめるのが平成の大合併で誕生した千曲市。見所多く、あんずの里近くには森将軍塚古墳や県立歴史館が、おばすてには国の名勝にもなった棚田があり、水を張った田に月が映る様子は「田毎の月」と呼ばれるほどに感動的。善光寺道最大の宿場として栄えた稲荷山宿は土蔵など往時の面影が残り、ぜひ町歩きをしてみたいエリア。
 
戸倉上山田温泉
千曲川のほとりに広がる戸倉上山田温泉
 
あんずの里   あんずの里
里から山までを一面ピンクに染めるあんずの花。あんず祭り期間中(花4月上旬〜中旬、実6月下旬〜7月上旬)は様々なイベントも行われる
TEL:026-275-1326
(千曲市観光協会)
  森将軍塚古墳
森将軍塚古墳 約1600年前に「科野のクニ」を治めていた豪族の前方後円墳を復元した国指定史跡
 
湯の里親水パーク
湯の里親水パーク
「水と親しむ」をテーマに造られた千曲川河川敷にあるマレットゴルフが楽しめる公園。夜のライトアップも美しい
 
千曲川萬葉公園
千曲川萬葉公園
信濃を歌いあげた万葉から現代に至る歌人の碑30以上が並び、拓本を取ることができる
  水と緑と潤いのある公園
水と緑と潤いのある公園
戸倉上山田温泉街の中心に設けられた公園で、飲泉所では自由に温泉を飲める
 
戸倉上山田マップ
千曲HP http://www.city.chikuma.nagano.jp/
 
温泉に立ち寄るなら
湯の華銭湯 瑞祥
 
湯の華銭湯 瑞祥 温泉街の中心にある日帰り入浴施設。スーパー銭湯といいつつも2カ所の源泉から引湯した天然温泉で深夜まで営業しているのがうれしい。
■硫黄泉48.2〜49.4度
効能:神経痛、関節痛、五十肩などTEL:026・275・4321

名月の里
名月の里 
善光寺平を望む傾斜地に小さな水田がいくつも連なる棚田。一枚一枚の田に映る月は「田毎の月」と呼ばれ、昔ばなしの世界のような懐かしい風景だ。現在は約25ha、2000枚の田がある。
 
智識寺智識寺
アジサイ寺として有名だが紅葉もすばらしい
 
稲荷山の街並み
稲荷山の街並み かつて宿場町として栄えた旧稲荷山宿界隈には、今も大壁造りの町屋や重厚な土蔵が立ち並ぶ。かつては善光寺平への入り口としての要衝であり、越後に向かう谷街道の起点でもあった
 
酒造コレクション
酒造コレクション
  酒蔵や酒造りの道具が見学できる信州の酒造りの歴史を伝える資料館。歌仙、竹久夢二の屏風絵も見られる
 
稲荷山マップ

アクセス 
東京▼練馬ICから長野ICまで約2時間30分
名古屋▼名古屋ICから長野ICまで約3時間30分


長野市街 JR長野駅下車
  上信越道須坂長野東ICから約15分
上信越自動車道長野ICから約30分
戸倉・上
山田温泉
JR長野駅からしなの鉄道で約30分戸倉駅下車。タクシーで約5分
  上信越道坂城ICから約10分
アクセスマップ

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