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令和7年度 アジア市場インバウンドプロモーション活動報告
2026.01.09
〜既存市場の深化と成長市場への挑戦。変化する旅のスタイルを捉える〜
長野県における外国人延べ宿泊者数は、アジア圏からの観光客が大きな割合を占めており、本県のインバウンド戦略において最重要のエリアとなっています。当機構では令和7年度、アジア市場を重点領域と位置付け、「既存市場への鮮度の高い情報発信」と「新規市場の開拓」を二軸に据え、各地で戦略的なプロモーションを展開いたしました。以下に、その具体的な活動内容を報告いたします。

1.中国市場:SNS(小紅書)を活用したFIT層への直接アプローチ
近年、訪日スタイルは団体旅行から個人旅行(FIT)へと大きく舵が切られ、現在は全体の92.7%が個別手配となっています。この流れを的確に捉えるため、当機構では中国最大のライフスタイルSNS「小紅書(RED)」のフォロワーを対象とした交流会を、7月に上海、9月に広州で実施いたしました。 上海で約1,000人、広州で約660人もの応募が寄せられた事実は、本県への関心の高さを如実に物語っています。当日は、厳選された計186名の参加者に対し、長野県のディープな魅力を直接訴求することで、熱量の高いファンコミュニティとの接点をより強固なものにすることができました。

2.台湾市場:「2025台北国際旅行博(ITF)」での冬の魅力PR
安定した人気を誇る台湾市場においては、11月7日から10日にかけて台北市で開催されたアジア最大級の旅行博「2025台北国際旅行博(ITF)」に出展いたしました。日本観光振興協会のブース内にて、本県の最大の強みである「冬の観光資源(スノーアクティビティ、温泉、食)」を中心にPRを行い、多くの来場者に対して冬シーズンの長野訪問への強い動機付けを行いました。

3.タイ市場:県内10団体との連携による一体感あるプロモーション
タイ市場においては「オール長野」の体制で臨みました。11月21日から23日にバンコクで開催されたイベントでは、県内10団体と共同出展し、スタンプラリーやガラポン抽選会などの仕掛けを通じてブース全体の一体感を醸成いたしました。消費者が楽しみながら情報を収集できる環境を整える一方で、現地旅行会社へのセールスコールも並行して実施。最新の観光情報を共有することで、現地での旅行商品化を強力に後押しいたしました。

4.インドネシア・ベトナム市場:次世代の成長市場開拓
今後の大きな伸びしろが期待されるインドネシア・ベトナム市場へも積極的にアプローチいたしました。12月15日から19日にかけて、これら東南アジア2カ国にて現地旅行会社向けのセミナーおよび商談会を開催いたしました。現地の最新ニーズを直接収集しつつ、将来的なインバウンドの柱となるよう、確実な送客ルートの構築に向けた関係作りを進めております。
アジア市場は常に変化し続けており、そのスピードに対応するためには迅速かつ的確なプロモーションが不可欠です。当機構では来年度以降もさらなる飛躍を目指し、戦略的な活動を継続してまいります。会員の皆様におかれましては、アジア市場に関するアドバイスや情報交換など、引き続き積極的なお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
パブリック事業2部 寧