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「発酵食×ツーリズム」発酵食品の伝え手育成プログラムを実施しました
2026.02.03
長野県が誇る発酵食文化の魅力を、より多くの人に、より深く、より魅力的に伝えていくために——。
本プログラムでは、発酵食品に関する知識と“伝える力”をテーマに、座学と実地研修を組み合わせた全6回の研修を実施しました。食文化・観光・地域資源を横断的につなぐ人材育成を目的とした、実践型プログラムです。

発酵食を「観光資源」として伝える人を育てる
発酵食品に関わる生産者、事業者、観光関係者など、多様な分野の実践者から学びながら、 研修生一人ひとりが自らの立場・役割の中で、観光客や来訪者にどう発酵食の魅力を伝えていくかを考え、実践する機会を創出しました。
修了後は、発酵文化を起点に地域の魅力を発信する 「発酵食×ツーリズム」のインタープリター人材として、体験プログラム造成、ツアー企画、地域連携、誘客施策など、幅広い分野での活躍が期待されます。今年度は、新規14名、継続参加7名の計21名が本プログラムに参加しました。

知識 × 体験 × ストーリー
研修では、1.発酵食の基礎知識、2.歴史・文化・風土(テロワール)、3.地域資源・観光資源を横断的に学び、それらを単なる情報として伝えるのではなく、 地域の物語(ストーリー)として再構築し、「どう伝わるか」という視点で発信する力を養いました。
発酵食を入口に、地域の文化・暮らし・風土そのものを立体的に伝える人材育成を目指した内容となっています。

研修生の声(アンケートより)
研修後のアンケートでは、熱量の高い声が多く寄せられました。
「“直訳と意訳の使い分け”という考え方は、発酵を伝える場面に限らず、今後さまざまなコミュニケーションの場で活かせる学びだと感じました。」
「県内の複数エリアを実際に訪れたことで、信州の多様な風土や文化を体感的に理解することができ、地域ごとに異なる発酵文化や食の背景に触れられたことは、本プログラムの大きな価値だと思います。」
また、「長野県内の発酵食品巡りツアーと、県外で発酵に力を入れている地域を訪れるツアーを実施し、両者を比較してみたい」
といった、今後の展開につながる意欲的な声も寄せられました。

発酵食から、地域の未来へ
本プログラムを通じて生まれた、 分野・業種・地域を越えた”人と人とのネットワーク”は、 今後の「発酵食×ツーリズム」推進における大きな基盤となります。
このつながりから生まれる連携・共創を力に変えながら、 発酵食という地域資源を軸にした新たな観光価値の創出と、 持続可能な観光地域づくりを今後も推進してまいります。
記事執筆:パブリック事業2部 清水