事業支援情報 イメージ写真

事業支援情報

研究機能強化事業

その他

私どもは「観光地域づくり」において、長野県のDMOとして「観光をビジネスとして育成していく」という立場から、意欲溢れる事業者の皆さんとタッグを組んで観光ビジネスの先行事例を生み出したり、地域課題解決のソリューションを提供できる、「観光の研究開発機関」となることを目指しています。

 研究機能強化事業では、長野県の強みとして研究するべきテーマを選定し、観光地の特性、観光客の性質、地域消費のポイント・ボリュームの調査分析や、顧客ニーズと照らし合わせたポジショニング分析を実施します。 この分析結果を地域や事業者の皆さんへフィードバックすることで、プロモーションにおけるターゲティング、キャッシュポイントの育成、商品・サービス開発や改善など、県内同士での競合を回避しながら新たなマーケット開拓に活用していただくことを目的としています。


令和5年度取組内容

令和5年度は、本県の強みである研究2テーマ「スノーリゾート」および「サイクルツーリズム」を選定し、県DMOのポジションを活かして、県内全ての市町村・DMO・観光協会、事業者などの現状の把握と整理を目的とした、アンケート調査を実施いたしました。


テーマ1 スノーリゾート

 今回の分析では、長野県内各地のスキー場、地域(観光協会・DMO)の冬の観光における受け入れ状況、既存ターゲット、訪日外国人獲得への意欲、自社が考える強み・弱み等をアンケート調査を実施することで現状把握し、キーワードを「Japan Powder= 天然雪」として、北・西・東・南4つのエリアに分類のうえエリアの特徴を整理し、それぞれが獲得したい訪日ターゲット層を考えるうえで議論の材料とするべき、スキー場と地域間の共通認識や、課題を可視化しました。
 また、観光庁などのオープンデータから「訪日外国人旅行者の動向と今後の市場の推計」、「主要10カ国の訪日外国人旅行者の傾向」を整理し、可視化しました。

※完全版は会員様限定で4月上旬に公開予定


テーマ2 サイクルツーリズム

 長野県では観光戦略としてサイクルツーリズムの振興を推進しており、県内各地においても、ルートやモニターツアーの開発、サイクルステーションの設置等が官民によって行われるなど、サイクルツーリズム振興の動きが活発になりつつあります。
 しかし、私どもが地域を回り担当者のお話しを伺うと、取り組みの現場にはまだまだ地域格差があり、サイクルツーリズムは市場でいう「導入期」である事が見えてきました。
 今後より一層の成長を目指すための振興策や支援策の具体化を目的に、まずは長野県内各地域の取り組みについての現状や課題を把握するため、本年度は県内全ての市町村を対象に「サイクルツーリズムの実態調査」を企画、実施しました。

※概要版ダウンロードをを準備中です
※完全版は会員様のみ4月上旬に公開予定

ページのトップへ